最近子供達の間で妖怪ウォッチがブームの様である。ゲームから始まり、アニメ、コミック、年末には映画も公開予定らしい。あまり興味が無かったのだが、周りで妖怪ウォッチの単語が頻出する様になりグッズ系も増えてきた事から、とりあえずどんなものかとアニメを見てみる事にした。
・・・なかなか面白い。住んでいる地域では金曜朝放送なので、予約録画設定。ついでにコミックも現時点で出ている3巻まで大人買い。さらに同居人もジバニャンにはまり「ぬいぐるみ欲しい」と言われ、2600円とやや高価な35センチくらいのものを購入。
ここ数年は毎年春秋に子供達とプリキュアの映画を見に行くのが恒例になっていたのだが、「プリキュアの映画と妖怪ウォッチの映画、どっちがみたい?」と聞いたら3人とも「妖怪ウォッチ!」と即答。今年のプリキュアはキャラもいまいちだし、私も妖怪ウォッチの映画の方が見たい。と、ここ一週間程で家族5人一気に妖怪ウォッチ洗脳されてしまった。
さて、恐らく妖怪ウォッチ洗脳された子供達の多くに次にやってくるのが「妖怪ウォッチの腕時計」的物欲。幸い、今のところ妖怪ウォッチのおもちゃが欲しいとは言われず折り紙で作ってと言われたぐらいであるが、仮に市販されているDX妖怪ウォッチが欲しいと言われても現在入手困難だしあっても定価3000円くらいの所9000円くらいの価格で売られているし8月に新バージョンが出るらしいので現時点で購入する気はない。
そう言うわけで妖怪ウォッチもどきを作ってみる事にした。気力と財力があれば、こんな感じのICや、3Dプリンター等を使って本家を超えるレベルのものを作っても楽しそうだが、最近暑くてやる気が出ないし3Dプリンターを置く場所も使いこなせるかも謎なので100円ショップで揃う材料で簡単なものを作る事にした。
ポイントとしては「腕に付けやすい」「メダルが入る」「パカッと開く」「ライトが光る」事。
白い腕時計があれば良かったのだが、売っていなかったのでベルトはクラフト用品とシールで作成。マジックテープでとめる様にしておけば、簡単に着脱出来て良さそうだ。
メダルホルダーは円形の小型容器が売ってなかったので四角の耳栓容器を代用。
これを円形に切り抜いた発砲スチロールで台座を作り、その上にホットボンドで接着。容器の下に時計のデザインをしたシールを貼り付け。これでかぱっと開いてメダルを入れる。メダルはシール用紙に印刷したものを厚紙に貼って切り抜いただけ。メダルホルダー隣にLEDライトもホットボンドで接着。
これをベルトに固定して完成。
メダル入るしライトも光る。とりあえずこれで遊んで頂こう。
渡したところ、喜んでくれた。まだこの程度で喜んでくれる年齢で良かった。すぐ飽きられない事を祈ろう。
しかし、3つも作るのは面倒であった。材料費は3個分で合計800円程度。
~大人用~
別に自分自身は妖怪ウォッチの時計が欲しい訳ではないが、Sony製SmartWatch2で簡単なものなら作れそうなので作ってみた。
開発時間3時間程度。時計画面とメダル表示と音声/動画の再生をするのみの簡単なもの。メダル画像や音声、動画は著作権の関係で配布出来ない為各自準備して頂く必要があるが、アプリは無償で公開している。
各自で準備するファイルは以下の通り。
- メダルの画像 220×176 ぐらいの解像度でpng形式
- メダルを押した時に再生するmp3もしくはmp4ファイル(なくても良い)
上記ファイルをAndroid端末のSDカード下に「ykwatch」のフォルダーを作成し、そこに置く。pngとmp3/mp4のファイル名は合わせておく事。
時計画面はSmartWatch2のWidgetを使用。アプリインストール後ウォッチフェイスで配置するだけ。ちゃんと時計として動作する。
時計画面をタップするか、ホーム画面からアプリを起動するとメダル選択画面になる。
メダルは上下スワイプで切り替え。メダルをタッチすると、Android本体側でmp3かmp4(準備されていれば)を再生する。(SmartWatch2自体にはスピーカーが無いので)
まぁ、これだけであるが、話のネタにはなるのではないだろうか。
遊びでちょっと作ったものなので、基本要望等は受け付けません。これ以上触る気はありません。
G Watch用の予定はありませんか? お待ちしています…。