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かふぇ・かぷちの/新幻想的独り言4 ねふぁの気まぐれな独り言

Android Wearの発表に衝撃を受け、これは絶対購入して開発もせねば!と思い7月頭にLG G Watchを入手したが、SmartWatch2のアプリ開発でやるべき事が多数残っていたため、なかなかAndroid Wearの開発着手できず10月も近くなってしまった。

ようやくSmartWatch2の開発もひと段落し(まだ消化できていない要望は多数残っているが・・・)、Android Wearをいじり始める事が出来た。これまでAndroidの開発はEclipseで行っていたが、Android Wearの開発を始めるにあたりAndroid Studioを使ってみた。これがなかなか厄介で、Eclipseで簡単にできていた事がAndroid Studioで出来ない or 分かり辛い事が多々ある上、まだ情報も少ない為苦労した。

それでも新しいデバイスであるAndroid Wearの開発は楽しく、なんとか最初のAndroid Wear対応アプリを公開する事が出来た。

Google Play – Photo Memo widget Android Wear

Photo Memoのアプリ自体は2011年末に開発した古いものでダウンロード数もさほど伸びていないのだが、作者自身は気に入ってずっと使い続けているアプリである。買い物に出かける際にリストをメモしたり、買い物中に商品確認のために写真を取って同居人に送るのにも便利なのである。もっと早く気付くべきであったが、SmartWatch2やAndroid Wearの様な腕時計デバイスに対応する事でもっと便利になったのである。

DSC01709

SmartWatch2は処理はほぼ本体側で行い結果をSmartWatch2側に転送する方式に対し、Android Wearは時計側でほぼ単体で処理を行う。Android Wearの中身はほぼAndroidそのものなので、開発もSmartWatch2の様な癖が無くAnroidの開発でほぼそのまま行えるし、出来る事も多い(電池の消耗は激しそうだが)。

動画を見て頂くとAndroid Wearはスムーズに画面遷移している事が分かると思う。

これまで性能面からSmartWatch2では難しかったアプリも、Android Wearでは色々開発できそうである。とりあえずこの後はPower Ampコントローラーと手書き入力の計算アプリを作る予定である。カレンダーやSMSも開発予定だ。

しかし、Android Wearにも厄介な点はあり、複数のメーカーが製品を出すため画面解像度やハードウェア的な差異があったり、円形ディスプレイなんてのもありこれを考慮する必要がある。中でも円形ディスプレイは見栄えは良いがUIの処理は厄介で開発者泣かせである。期待していたMoto 360も国内の技適が取れず国内販売が見込めないとの話があり、実機が無い現状開発が面倒である。

とはいえ、SonyもSmartWatch3でAndroid Wearに対応してきている事もあり、Android Wearは今後が楽しみであり開発も楽しいデバイスである。

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