同居人は色々な種類の色鉛筆を数多く持っており、以前3Dプリンターとカラーボードを使って鉛筆立てを作った事があった。
また同じ物が120色分欲しいと言われたが、全く同じ物を作るのも芸がないしつまらない。
もっと使い易い物が作れないだろうかと思い、ポイントとして
- 短くなっても周辺の鉛筆が邪魔にならず取り出しやすい
- 使いたいセットだけ分割出来る
- 使う時だけ斜めに傾く
- 場所は多く取らない
- 見た目がお洒落
を抑えられるデザインを思考錯誤してみた。
蛇腹の様にしまう時は圧縮、使う時は広げるとか、通常はまっすぐでひねるとパスタの様に広がるとか色々考えた末出来上がったデザインがこちら。写真は60本のセット。これを2セット作った。
12本の色鉛筆が入るユニットで構成。このユニットはベースから簡単に取り外しが出来る。
6本2列のユニットなので、必ず鉛筆が端に来るので囲まれて取り出しにくいと言う事が無い。
穴には傾斜が付いており、スムーズに出し入れが出来る。
ハンドル部分にネオジム磁石が仕込んであり、40度に傾けた状態で保持する事が出来る様になってる。
3DソフトのBlenderでデザインし、光造形タイプの3Dプリンターで出力。後はアルミパイプやアルミ板を使っている。
動きや工作手順を動画に纏めてみた。
新たな分野を開拓すべく、CGTraderで3Dデータを販売してみている。まだ先日アカウント開設したばかりなので、上手く行くかは不明。blenderファイルと3Dプリンター用のSTLデータを販売。
https://www.cgtrader.com/3d-print-models/gadgets/office/color-pencil-stand-3d-print-model
いずれ定年退職した後はハンドメイド品を作って売る事をメインとしてみたいと思っているので、Creemaでの商品も展開中。今回の色鉛筆スタンドも出品している。
https://www.creema.jp/item/14045462/detail
ただ、商品として出すので国内高品質な3Dプリンター用レジンを使っているが、最近色々な物の価格が上がっておりレジンも価格高騰し先日値上がりしたので、販売価格も高くなってしまいなかなか厳しい。
これからも3D系 + 電子工作系で道を開拓していきたいものである。