GOLE1を購入して3週間程になるのだが、有線LAN、Type A USB、HDMIが付いているのが結構便利で特にソフトやネットワーク系の仕事で役に立っている。タブレット型のWindowsマシンだとmicro USB口が充電とホスト兼用で一つしかない事が多く、micro USBとType Aの変換アダプタが必要だったり電池が少なくなった場合にUSB口が使えなかったりするが、GOLE1の場合充電しつつUSBメモリをスコッと挿す事も出来る。HDMIもType Aなので出先でモニターを借りて使う際にそこらで転がっているHDMIケーブルが使える点も大きい。
便利なGOLE1であるが、不満もある。その一つが電源の状態が分からない事である。
ファンレスで電源LEDも無い為、電源が付いているのか付いていないのかが分かり辛いのである。
しばらくして有線LAN口の所から内側を覗きこむと赤色LEDが点いている事に気付き電源オンする際等に覗きこむ様にしたが、勝手が悪い。
そこで、プチ改造である。LEDを追加する電気的な改造も可能ではあるが、何かと大変なのでもっと簡単に電源ランプを追加する。なお、真似する際は自己責任にて、くれぐれもバッテリーをショートさせて壊したり燃やしたりしない様ご注意願いたい。
今回使用したのは0.5mmの光ファイバーケーブル。少量で良かったのだが1m 50本組みしか手頃なのがAmazonで見当たらなかった・・・。
光ファイバーとはご存じ片側を光源に当てるともう片側が光るケーブルである。
では改造に進む。GOLE1本体裏側のネジを外すと簡単に裏蓋が外れる。そこからさらに基板を外すので、安全のためバッテリーを外してから基盤のネジ5本を外す。左上の無線LANアンテナと、下部のタッチパネルのフラットケーブルも外しておく(フラットケーブルの口は黒いカバーを上に持ち上げる)。下部のフラットケーブルは外さなくても良いかもしれないが切らない様注意。
右側のUSB口とmicroSD口に貼られてい導電テープを外せば、基板が持ち上がる。
バッテリーを戻し電源を入れると、リセットスイッチそばの赤色LEDが光る。これを付けているのであれば電源LEDをどこかに見える様に設計してくれていれば苦労しなかったのだが・・・。
このLEDに当たる様に光ファイバーのケーブルを瞬間接着剤で固定する。
無線LANアンテナの開口部から基板裏側にケーブルを引き回し、基盤のネジを戻す。
本体表側の電源ボタンそばにピンバイスで0.6mmの穴を空ける。空ける際裏側に何も基板等ない位置である事を十分確認する事。
穴を空けたら光ファーバーのケーブルを裏側から穴に通す。
適当な長さで切って、本体表面と高さを合わせ裏側を瞬間接着剤で固定。
これでいい感じに電源ボタンそばに電源LED表示が追加出来た。画面オフ状態でも通電状態に悩む必要が無くなった。
アナログ的な解決方法だが、なかなかいい感じに仕上がり満足行く結果となった。
本体の安っぽいゴールドカラーも何とかしたい所ではあるが・・・。