引き続きひたすら配線から。
ここで、移動終端検知用のスイッチをねじ止めするのだが、場所的にねじ止めが非常にやりにくく小さいドライバーでなんとか止める事が出来た。もっと前のステップにこのスイッチのねじ止めを持って来ても良かったのではないだろうか。
Start、Pause、Abortボタンも配置。
そしてまたケーブルを通していくのだが、このスイッチ周りの配線がまた面倒であった。
ケーブルの途中で少しだけ外被を剥くとある。ストリッパーを使い二か所外被を切り、カッターナイフで導線を剥き出しにする。線が細いので、ぷちっとやってしまわないか慎重になりながらカッターを入れる。
剥いたところを折り曲げて、終端検知用のスイッチに半田付けする。
Start、Pause、Abortのボタン裏でもワイヤーにボタン足の所をマジックでマーキングして、マーキングした所の外被を剥く。
そしてスイッチに半田付け。
そしてもう片側の終端検知用スイッチにも配線する。
これらスイッチの取り付けや配線の取り回し、外被剥き、半田付けがことごとく場所も狭く作業し辛い位置で非常にやり辛い!!!もうね、アホかと。馬鹿かと。もっと配線やコネクターにしても簡単に出来る方法や部品が世の中にはあるだろうに。このあたり無駄に難しい作業が好きな電子工作大好き開発者の趣味が入っているんじゃないだろうかと思ってしまう。
次にステッピングモーターへの配線。パーツには既にケーブルが付いているので、まずはこのケーブルを外してから配線中のケーブルを半田付けし直す。
ステッピングモーターにギヤパーツを取り付ける。固定には六角棒レンチを使うが、後から調整する際に試した所トルクスドライバーのT6の方が使い易かった。
で、これまた狭い所に押し込みながらネジ止め。アクリル接着する前のステップでやっといた方が楽なんじゃないかと。もうね、アホ(以下略)。
その後も配線していくが、Gantry周りの配線で説明書に記載のケーブルの長さをどの程度取っておけば良いのかが分かり辛い所があった。こんな感じかな?と思いカットしたが、どう考えても長さが足りない。
不安になりながら、まぁ足りなければ継ぎ足せば良いし、と言う事で先に配線を進めていく。
途中やっぱりGantryからのケーブルが短かったのでケーブルを継ぎ足し配線。
が、ここで問題が発生。もはや継ぎ足すケーブルすら余っていない。ここから先の説明書を読んでも、明らかにケーブルが足りていない。どこでどう間違ったのか分からないが、とにかくケーブルが足りない。
仕方ないので、使えそうなケーブルを発注し進められる所を先に進めておく。
が、またここでも問題が発生。前述したが、スイッチを止めるためのM2-10のネジが足りない。
説明書を読み返しても、他のパーツで間違ってM2-10を使ってしまった所は見当たらない。とりあえずレーザーのホルダー部で使っているM2-10ネジが残っている短いネジでも問題なさそうだったので差し替えする事とした。
もう一つのステッピングモーターも配線し直しギヤを取り付け配置する。
モーターと反対側のギヤを組み立てる。
軸をギヤに差し込むのだが、これがなかなか入らない。ハンマーで叩くも軸を曲げてしまいそうだったので、万力で押し込んだ。その後、万力の上に置いて軸をハンマーでさらに押し込み。
これを2個作って出来た―!と思ったが。
一つは軸のはみ出し位置に指定があって調整し直し。とにかく軸が固くて大変であった。
両端にベアリングを付けて本体に仮配置。
レーザーのヘッド部分をレールに通してみると、片側でヘッドの先が本体のサイドにあたってしまい上手く端まで動かなかったのでヤスリ掛けをして引っかからない様にした。精度的にこんな事で大丈夫だろうかと一気に不安になる。
レーザーホルダーもつけてみる。
ここで楽しいレーザーユニット組み立てのお時間。
最初にケースに付いている樹脂製レンズは500mwクラスのレーザーだと耐えられないため、付属のガラス製レンズと交換する。
この小さいのがレーザー本体だが、これに配線する。
そして、ケースに挿しこむ。
・・・
挿しこむ。
・・・
レーザーモジュールが大きすぎて入らねーよどういう事だよゴルァ!ヽ(`Д´メ)ノ
セットのパーツなのに収まらないと言うのも理解できないが、仕方ないのでダイヤモンドやすりで周りを削る。
ゴリゴリ削ってなんとかケースに収まった。
次に付属の放熱材をたっぷりケースに注入する。
レーザーモジュール自体に不良はないかとか配線は大丈夫だろうかとかビーム方向は大丈夫だろうかと心配しながらもケースを閉じて下向きに置いて24時間放熱材が落ち着くまで放置する。
ようやく完成に近づいて来たがハード完成後もソフト面もあるのでまだまだ続く。