先日Androidアプリゲームを作ってみたが、予想通り6日経った現在11本程度しかダウンロードされていない。
さて、少し前からAmazon Appstoreからアカウント開設しませんかのダイレクトメールが来ており、これまであまり気にせず無視していたのだが、少し気になりAppstoreについて調べてみた。AmazonのAppstoreの利点はこうらしい。
- 中身がAndroidであるKindle端末はGoogle Playが使えない代わりにAmazon Appstoreからアプリを購入する事が出来る。Appstoreに出品する事で、これらKindle端末向けにアプリを配布出来る。
- 既存のAndroid向けアプリが変更無し、もしくは少しの変更でKindleで動かす事が出来る。
- AmazonのAppstoreの出品には審査もある事から、競合相手が少ないので良く売れる。
- AmazonのAppstoreでは有償ソフトも良く売れる。
面倒な事もある。
- Appstoreの開発者向けサイトはまだ日本語版が無く、税関係の手続き等やや面倒。
- 年間99ドルかかる(現在初年度無料)。
- アプリが審査に通らないかもしれない。
まぁ、とりあえず興味が出てきたのでやってみる事にした。上手くいけば小遣い稼ぎになるかもしれないし。
まずはアカウントの解説であるが、下記サイトを参考にしながら30分程で開設完了。
gTranslatorをAmazon Appstore Developer Portalに登録してみた
http://live-cast.asia/blog/2011/01/gtranslator-amazon-appstore-developer-portal-registed.html
amazon sellerアカウント登録最後の難関:Tax Identity Infomation
http://xn--amazon-1g3j2951b.sblo.jp/article/61240218.html
次に、登録するアプリ。先日作ったゲームアプリ、LockSmithで試してみる事にした。ただ、Amazonのアプリストアの条件としてアプリ内からGoogle Playにリンクする様な機能はNGらしいのと、そもそもKindleでGoogle Play関連の広告を出しても効果が無い。よって、Google Playでは広告付無料アプリとして登録したが、Appstoreでは広告無し99円の有償アプリとして登録する事にした。
しかし、まだ気がかりな事が。LockSmithはSCORE BOARDによるランキングサービスを利用しているが、このランキングのページにAdsenseの広告を付けていたり、ページ上部にお勧めゲームのリンクがあったり、ランキングページ自体が日本語にしか対応していない事である。
もう一本、とびだせどうぶつの森のマイデザインツールのアプリも登録してみた。こちらも広告効果が期待できないので、広告は外し125円の有償版として登録(Google Playの有償アンロッカー同等)。気がかりな事は、3DSゲームの補助的なツールである事、完全な評価には3DS+とび森ソフト+ミシンが使える状態である事、機能が複雑な為ちゃんと分かってくれるかどうか心配、オンラインマニュアルの内容がやや古い(更新しろよって話ですが)、説明ページに外部説明書や掲示板、Youtubeへのリンクをはっている事、アプリ内から広告あり画像掲示板へのハードリンクがある事。 さらに保障しない、自己責任でなんて書いた説明文が通るのか?
登録はGoogle Play同様説明文(説明文のみ多言語対応)や画像、バイナリファイルをアップロード(バイナリはやや特殊)するだけ。
気になりながらもアプリを夜登録(LockSmithは4日登録、とび森デザイナーは9日登録)。登録後、審査となる。
ネット上の情報では審査5日後に一度蹴られて再審査に10日・・・とかあったので、一週間後ぐらいを覚悟していた所(とび森は特に時間かかるのを覚悟)、あっさり翌日夕方承認メールが届いた。メールからするにKindleシリーズで動作確認をしてくれているっぽい。
PassするとアプリのステータスがApprovedになった後、しばらくしてLive状態になり実際のAmazon Appstoreで公開される。
今回登録したアプリは下記ページで購入可能。説明文もそのまま掲載されている。
なんかあっさりと登録・公開できてしまった。大丈夫なんだろうか。
LockSmithであるが、競合相手が少ないとはいえ7/10現在ゲームのパズル分野だけで6,400近くのアプリが登録されている。登録後放置しているだけでは売れなさそうである(5日で1本売れた)。
マーケティング活動は苦手で未だに何をしたら良いか分からないのだが、基盤は作ったのでマーケティングも調べ効果を見ていきたいと思う。