デルタ型3Dプリンターにヒートベッドを追加し、ABSの反りも無くなったので調子に乗って少し大きいモデルのプリント等していたが、プリント終了後なんだか調子が悪くなった。ホットエンドの冷却ファンが動いたり止まったりする。

なんかおかしいな？DCジャックの接触が悪いのかもと思いジャックを一旦抜こうと思ったが、なにかがおかしい。ジャックが斜めを向いている上、抜けない。

まさか・・・と思い見てみると、ジャックが溶けている。

DCジャックが高アンペアの電流に耐えられなかった様だ。危ない危ない。

開けてみると、ジャック口や電源スイッチ裏も溶けてえらい事になっている。ネジターミナルは大丈夫だった。

このままでは危険なので、ネジターミナルの5Aと11Aそれぞれで単独のケーブルを使い、安定化電源へ直結する事とする。

ホームセンターで電源ケーブルとY形端子、圧着工具を購入。圧着工具は1800円程度のものがあった。電源ケーブルは1.25mmが1200Wまで対応と書いてあったので、1.25mmのものを購入。

DCジャックを取り外し、ゴムブッシングを少し切って押し込む。スイッチも溶けて変形してしまっている。

電源ケーブルを5Aと11Aそれぞれに繋ぐ。しっかり奥まで挿しこんで、ネジをきつく締める。

コントロール基盤にもしっかり挿す。ヒートベッド等のネジターミナルも念のため締め直した。

圧着工具でY形端子を付け、ショートしない様保護カバーも取り付け、熱収縮チューブでプラス側に目印を付けた。

さらに安全性を高める為、レンジ等の下に敷く耐熱ボードも購入。500円程度。最近週に数回ホームセンターに行っている気がする。

この状態で一週間程使っているが、今のところ問題無し。ケーブルも熱くなっていない。

万が一の事も考え、消火スプレーも準備しておこうと思う。

3Dプリンター利用時には、くれぐれも安全面に気を付けよう。

次回は造形開始時のノズルの自動クリーニングを実装する。