昔は葉牡丹の良さが全く分からなかった。なぜあんな野菜みたいな植物を植えるのだろう?と思っていた。というか今でも思っている。
調べてみると葉牡丹を植えるのは
- 正月の時期が旬
- 牡丹に似ている
- 丈夫で安い
事かららしい。しかし、キャベツの仲間なのでほぼ野菜にしか見えない。
昔は植える気はさらさらなかったのだが、頻繁に花屋や園芸コーナーを訪れていると年末になるとずらっと様々な種類の葉牡丹が並べられ、しかもかなり安い値段で売られており目を引く。
安いし縁起物らしいからちょっと植えとくか・・・と思い庭に植えてみた。それから、なんとなく正月毎に買って植える様になってしまった。園芸業者の策略にはまって悔しい気がしないでもない。
ただ、最近は白やカクテルカラーの綺麗な色の葉牡丹も売られている。
過去正月の時期に葉牡丹を各所で見かけてはいたが、成長後の姿は育ててみて初めて知った。
葉牡丹は成長するとドリルの様に伸びてくる。そして最終的に花が咲く。初めて葉牡丹を植えた翌年、
「葉牡丹ってこんな風に伸びるのか!」
とびっくりした。
伸びた姿はまた・・・かわいくは無い。このくらいまで伸びる頃夏野菜の苗(ミニトマトとか)が出始めるので、片付けている。
その後良く観察していると近所で葉牡丹を飾っている家のどの葉牡丹も同様に伸びていた。
成長しても「あ~、伸びたな」程度しか感じないあまり見た目の良さも面白さもない植物ではあるが、今後も年末に惰性で買ってしまいそうである。