筆者がモバイル端末を携帯し始めたのは1998年、Windows CEを搭載した縦長のCasio製カシオペア端末あたりからで、当初はケースは使わず胸ポケットに入れていた。しばらく後、腰ベルトに簡単に脱着出来、オーダーメイドで造りが良い革ケースのvajacasesをしばらくの間機種が変わる毎にオーダーして使っていた。
その後iPhoneやAndroid端末が出始め、2010年末から現在まで使っているのが国立商店のデュアルスロットケースシリーズである。
国立商店 デュアルスロットケース (残念ながら記事を書いている時点では在庫無しの様だ)
ケースは初代、第3世代イタリアンカーフエディション、第4世代ハリスツイードエディションと買い換え3つ目になっている。
第3世代はまだまだ使えたのだが、端末をNexus 6Pに買い換えた際窮屈になり、丁度サイズ等々進化した第4世代が出ていたので買い換えた。蓋もマジックテープ式からマグネット式に進化していた(大きなポイント。スタンダード版はマジックテープらしい。)。
容量が大きいのでスマホ2台をメインのスロットに入れ、フロントのポケットにはペンやペン型はさみ、ペン型カッター等を入れている。
初代はどこかにしまったか捨ててしまったか見つからなかったが、過去記事に初代から第3世代に乗り換えた際にも記事を書いていたのが残っている。
さて、長らく愛用しているケースだが、造りは非常にしっかりしておりこれまでマジックテープの部分が劣化する事はあっても縫い目や生地がほころびたり破けたりと言う事は無かったのだが、今回ホック部分が破損してしまった。
とりあえず応急処置としてバッグ等に装着する為のマジックテープの部分に折り曲げベルトに通して使ったが、脱着が面倒だ。
幸い壊れたのが交換し易い頭の方だったので、使えそうな代替ホックを購入して交換してみる事にした。(※国立商店に問い合わせたところ、交換には#7050の足長のホックが良いらしい)
購入したのはCloverの15mmホック。
Clover 強力ホック釦 15mm 6組入り 黒ニッケル 26-561
交換に必要な打ち具も付いているので他に必要なのはハンマーのみ。
比較してみるとデザインが微妙に違うが、サイズや噛み合いは問題なさそうだ。ホックには同じHATO THKの刻印が付いていた。
これを打ち具とハンマーを使いコンコンと叩き留めるだけ。
修理完了。
ばっちり留まって問題無し。
これで安心してこれからも長い付き合いが出来そうである。ちなみに、これまで約20年何十台と端末を買い換え毎日持ち歩いているが、本体に少し傷を付けた事はあるが落して破損したり液晶を割った事は一度も無い。