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かふぇ・かぷちの/新幻想的独り言4 ねふぁの気まぐれな独り言

livescribeの核となっている技術、anoto技術であるが、これはノートに印刷されている細かいドットパターンをペン先のCCDカメラが赤外線ライトを照射して読み取り、ペン先がどのノートのどのページの何処にあるかを認識する技術である。

このため、ノートには細かいドットパターンが印刷されている。

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追加ノートを印刷する為のPDFファイルも提供されているが、このドットパターンを印刷出来るプリンターを探すのに以前(Nokiaデジタルペン時代)苦労した。後日このあたり調査してみたい。

さて、ノートにさらさらっと書いてノート上の「1」か表紙裏にある「Sync」アイコンをタップすると、「同期中」とプログレスバーが表示され登録しているEvernoteにデータがアップロードされる。

筆者の環境によるのかもしれないが、なかなかペンが無線LANに接続してくれない事が多い。その場合、アクセスポイントのスキャンをすると上手くつながった。

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Evernote内にlivescribeのペン名(筆者は安易に「livescriber」とした)でノートブックが作成され、その下にノートや録音のノート、ノートの下にページ番号でノートが記録される。

筆者の場合「livescriber」 – 「A5 Wifi Startar Notebook」 – 「Page 1 – A5 Wifi Starter Notebook」に製品同梱のノートの1ページ目に書いた内容が記録された。

ペンはどのノートのどのページかを認識しているので、ノートのどこを開いて書いてもそのページがデータとして転送される。ページ1、ページ2、ページ3と使い同期後、ページ1に戻り追記してもEvernoteのページ1に追記内容が更新される。

なお、筆者が初めてノートを転送した際「Processing Strokes from your Smartpen…」と表示されたまま内容が出なかった。livescribeのサーバーの問題でこの様になる事もあるらしいが、もう一度ノートに追記し同期した所、正しくデータが転送/表示された。

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さて、書いた内容はどの程度の精度でデータ化されているのか?

複雑な漢字や細かい字、絵を書いて転送してみた。絵は同居人のみ@王様に描いてもらった。

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Evernoteに転送されたデータはこちら。

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速く書いた文字も、小さく書いた文字も、絵もちゃんと転送され見れる状態であり十分実用に耐えられる。なかなか良い感じである。

ただ、livescribeサーバーを経由するため、万が一livescribeが無くなってしまうかサービス終了するとペンがただのでかいペンになってしまう気がするが・・・。

さて、ペンを購入した際追加でノートを4冊購入した。

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見ると、ノートには1~4の番号が振られている。

製品同梱のノートと、追加で購入したノート1~4は、それぞれ別のノートとして認識される。それぞれのノートに書いてEvernoteに転送してみると分かるが、製品同梱のノートは「A5 WiFi Startar Notebook」、「WiFi A5 Notebook 1」「WiFi A5 Notebook 2」と異なるノート扱いになっておりそれぞのノートに書いた内容はそれぞれのノートの下に転送される訳である。

だが、追加のノート1はさらに追加で買った場合のノート1とは同じ扱いになるため、ノート1Aとノート1Bのページ1に書いて転送すると、融合した内容となって転送される。

では、同梱のノートと追加の4冊を使い果たした場合はどうするのか?

ノートを使う為に、シールを剥がす必要があるが、ここに「TAP HERE BEFORE USE」と書かれている。

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ここをタップすると、既に記録されているノートの内容をアーカイブ化して、新しいノート1として使える様になるのである。

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Evernoteを見ると、「Archived」となっているのが分かる。

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注意するのは、ノート使用中はノート記載時に録音した内容やピアノゲーム等書いた場所をタップすれば再生や遊ぶ事が出来るが、一度ノートがアーカイブ化されると、そのノートの内容はペンから消えてしまうので、Evernote上でのみしか古いノートの内容は確認できなくなってしまう事である。

まぁ、ノートは他にも80ページノートや100ページノート、メモ帳の製品もあるのでそう簡単に使い切る事もないと思う。

購入したノートはこの「TAP HERE」があるが、同梱のノートにはこのシールが無い。製品同梱のノートを複数使う事はあまりないと思うが、ペンのメモリーを解放したい場合もあるだろう。その場合はどうするかと言うと、ペンのメニューに「ノートをアーカイブ化する」と言うのがあるので、それを実行すれば良い。

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さて、ここで少しlivescribeの難点について少し説明する。

先ほどEvernoteに試し書きを転送したが、ノートに書いていたタコの絵がEvernote上に無いのにお気づきだろうか。

なぜタコが無いか。ここにlivescribeの大きな落とし穴がある。

「適当な絵を描いて」とペンを渡した際、ペンの電源を入れるのを忘れていたのである。そう、ペンの電源を入れていないと、いくらノートに書いてもペンには記録されないのである。電源を入れなおして再度なぞれば記録されるが・・・。もし大量のメモを書いた後、電源入れ忘れに気付いたり気付かなかったり電池が切れたら最悪である。

Nokiaのデジタルペンは、ペンのキャップを外すと電源オン、キャップを付けると電源オフしていたのでこの様なミスはなかった。また、パターンが印刷されていない箇所や認識に問題があると(PDF印刷したノートがうまく印刷されていない場合など)、ペンが震えて教えてくれたが、livescribeはパターンが無い所で書いても何も教えてくれず、記録しているのかどうかもわからない!

キャップを外す時必ず電源を入れる癖を付けるしかないのだろうか。

話は戻し、同梱品にWiFi設定などのシールが含まれている。

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このシール、ラミネーターでラミネートして使えれば、汚れないし便利に使えるのではないだろうか。しかし、ラミネート加工してもちゃんとパターン認識して使えるのか?

やってみた。

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切って、ラミネート化。

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はたして動くのか?タップしてみる。

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ちゃんと認識して動いた!良く使う音量設定やSync等の機能をノートから切り出し、小さくまとめてラミネートしカード化して持ち歩けば便利に使えそうである。

さて、番外編。

筆者は小さいデジタル製品が好きでViliv N5やBrotherのモバイルプリンターも愛用しているのだが、これとモバイルWiFiがあれば、外出先でどこでもノートを書く→転送→PCで確認→印刷して複製 が出来そうである。

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ただ、A7ノートをA5の感熱紙タイプのモバイルプリンターで印刷するとかなりつぶれてしまう・・・。メモ帳タイプのノートであればもっと実用性があるかもしれないので後日試したい。

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Nokiaのデジタルペン時代のノート。これは使えるのか?

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NokiaのデジタルペンのノートはBluetooth転送のみだったので、ノートには携帯に転送/PCに転送と、ペン先の色/太さ、ペアリングぐらいしかない。

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結果。ダメだった。ノートに適当に書き同期してみたが、何も起こらなった。残念である。

明日、み@王様用に追加でもう1本livescribeと、メモ帳タイプのノートを追加購入したので、届いたらまた色々試してみたい。

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WiFiでクラウドと連携するスマートペン livescribeを解析する Part 3:ノートの仕組と扱い」 に2件のコメント

  1. たろう より:

    こんにちは

    数点伺いたいことがあるのでよろしくお願いします。

    私は来月から米国に留学するのですが、
    そのときにスマートペンがあれば便利だなと思い購入を検討しております。

    しかし、学研社から日本で売られてるものはアメリカのものより一万円くらい高く、
    また日本ではWi-Fiモデルが売られていません。

    そこで、
    アメリカ版と日本版との違い
    日本版を買うことのメリットは何か
    アメリカ版のスマートペンは日本で買ったMacで使えるのか
    伺いたいです。

    あまりこういったことの知識がある方ではないので
    初歩的な質問になってしまっていたら大変恐縮ですが、
    他に聞けるところも思いつかないので質問させていただきました。

    よろしくお願いします。

    • ねふぁ より:

      たろう様

      WiFiモデルはソースネクストから販売されています
      http://www.sourcenext.com/product/pc/oth/pc_oth_000897/

      製品はソースネクストも海外からの輸入品に日本語の説明を追加して販売しているだけで、中身は基本同じ物の様ですのでどこで買っても物自体は同じだと思います。

      Macの情報等も、上記ソースネクストのページに記載されています。

      後は、保証で故障した際に、どこでサポートが受けられるかだと思います。海外が長くなるのであれば現地で購入されたら現地でサポートを受けられますが、国内で購入した場合、海外で故障した場合国内に戻らないと修理や交換が受けられないかもしれません。

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