幻彩2 Welcome to the world of Mobile Painting

 もば絵の世界へようこそ!PDAで強力なお絵描きが出来る幻彩2をお楽しみ下さい。

幻彩2 Special Edition for MW-100では、Brother株式会社から発売されているモバイルプリンタMW-100を活用する為のデータ・プラグイン集が含まれています。プロ版にアップグレードしたい場合、プロ版の最新バージョンダウンロードページから「すべてのOS・CPU版」のファイルをダウンロードし、ppcarmのexeをnfcanvas2-ppcarm-mw100.exeと置き換えてください。


インストール

 Readme.txtにも簡単に書いていますが、Zipファイルを解凍し(Zipファイル解凍ツールは窓の杜からダウンロード出来ます。 Windows CE上で動作するものもwww.wince.ne.jpのソフトライブラリからダウンロード出来ます。)解凍後、パソコン上でinstallce.exeを実行するか、nfcanvas2arm.cabファイルをPDAに転送後、ファイルマネージャからcabファイルを実行して下さい。自動的にインストールされます。

 幻彩2ではペンや効果等、プラグイン形式によって機能を使う方式になっています。追加でプラグインを入れる場合はプラグインファイルをダウンロード後xxxx.plgファイルと必要に応じxxxx.datファイルを幻彩2がインストールされているフォルダの下(通常は\program files\nefa studio\nfcanvas2)の「plugin」フォルダファイルをコピーして下さい。追加で入れた場合自動的に認識されませんので、プラグインの説明に沿いプラグインの追加を行ってください。

 幻彩2 SE for Mobile PrinterはモバイルプリンタMW-100を活用するためのデータファイル・プラグインのセットとなっています。機能としては通常の幻彩2と代わりありませんので、幻彩2用のプラグインやデータファイル・カスタムファイルを使う事が出来ます。また、既に幻彩2を使用している場合プラグインを追加する事でモバイルプリンタを使う事が出来るようになります。

 幻彩2はJS Landscape等の解像度変更ユーティリティを使用して解像度を変更して動作させる事も出来る様ですが、MW-100 Guide等一部のプラグインは240x320の解像度向けに設計されている事もありますので、通常は240x320の解像度で使う事をお勧めします。


メイン メニュー

起動後メニューが上に表示されます。メニューには現在の設定が表示され、各場所を押すと設定変更が出来ます。

 :タップするとサブメニューの表示・非表示
 :現在のプラグイン表示。タップするとプラグインメニューが開きます
 :プラグインのオプション表示。表示はプラグインによります。上半分をタップするとオプションメニューを開きます。下半分をタップするとプラグインの機能(例えば消しゴム)か、オプションメニューを開きます。
 :現在の色表示。タップすると色選択メニューが表示されます
 :現在の選択レイヤ表示。タップするごとにレイヤ1→マスク→レイヤ2に切り替わります。
 :現在のズーム率表示。タップすると1倍 2倍 4倍 8倍に切り替わります。上半分をタップするとズームアウト、下半分をタップするとズームインします。
 :タップすると葉のマークが表示され、ズーム時の表示位置を画面をドラッグする事で移動できます
 :Undo(やり直し)。一つ前の状態に戻りますが、プラグインによってはUndoをサポートしていないものもあります。 (プロ版)
 :タップするとメニュー表示位置を上下に切り替えます


サブ メニュー

メニューの1を押すとサブメニューが表示・非表示されます。

 :タップすると各サブメニューに切り替わります。Exitを押すとプログラムを終了します。選択中のメニューには葉のマークが付きます
 :タップするとメニューが隠れ全体のバランスを確認する事が出来ます。プレビュー中はすべてのレイヤ・マスクが有効、ズームは等倍で表示されます
 :各機能の画面が表示されます
 :タップするとAboutが表示されバージョンが確認出来ます

各サブメニューの説明は下のリンクを押して下さい

 File ファイルの操作を行います
 Plugin プラグインの選択・設定を行います。2画面分あります
 Option オプション画面を開きます。各プラグインの説明を見てください
 Color 色の選択を行います
 Config 各種設定を行います
 Exit プログラムを終了します


レイヤー・マスク

幻彩の特徴として、レイヤー機能があります。幻彩ではレイヤーが2枚あり、2枚紙を重ねて描いているような感じで、 それぞれのレイヤーにペンで色を塗ったり消したりする事が出来ます。つまり、レイヤー1に黒の主線で輪郭を描き、 レイヤー2で色付けをして行き、色付けで失敗して消しゴムで色を消してもレイヤー1の主線には影響しない、と言った 感じです。レイヤー1とレイヤー2の重ね方(レイヤ方式)を変える事によって面白い効果を出す事も出来ます。 また、幻彩2ではレイヤー1に対するマスクレイヤもあり、マスクレイヤに描く事でレイヤ1にマスクをかける事が 出来ます。例えば、レイヤ1に絵を描き、マスクレイヤに灰色で描くと、灰色で描いた部分が薄く表示されたりします。 黒で塗るとその部分は表示されなくなります。レイヤーやマスクには色々な使い方がありますので、インターネットで サーチしてみてください。なお、デフォルトではマスクレイヤは非表示になっています。


プラグイン

 幻彩2 SE for MW-100に標準で添付しているプラグインの説明です。追加のプラグインをホームページからダウンロードする事も出来ます。

Water Pen 10x10水彩ペン 10x10
Water Pen 20x20水彩ペン 20x20
Move Layerレイヤ移動
Layerレイヤ操作
Color色選択
Effects各種特殊効果
Solid図形
Textテキスト
Fileファイルマネージャ
Effect Penエフェクトペン
Point Penポイントペン
Frameフレーム作成
Stampスタンプ
QR CodeQRコード
MW100 PrintMW-100印刷
MW100 GuideMW-100ガイド
Fude Pen筆ペン
Tone Makerトーンメーカー


データファイルの自作

 nfcanvas2.datはビットマップファイルでこのファイルを編集する事でインターフェイスを自作する事が出来ます。 Adobe Photoshop等でグリッド付きで編集すると良いでしょう。保存時は24bitのビットマップファイルで保存するように して下さい。ホームページからPSDファイルもダウンロード出来ます。

Undo直し消しは標準版でUndoのボタンを消す時に使われます。20x20の四角を作っておきます。


最後に

 幻彩2は機能を追求したモバイルお絵描きソフトです。いつでも何処でも手軽に楽しく強力なお絵描きを楽しむ事が出来ます。モバイルプリンタと併せて使う事により、さらに用途が広がるのではないかと思います。同梱しているプラグイン以外にも、ホームページ上で様々なプラグインを公開していますので活用してみてください。 使い道はあなた次第です。

 時と場所を選ばずにお絵描きが楽しめるもば絵の世界を堪能して下さい。

 

ねふぁ

Special Thanx to : Mitsuhiro Arita、creator of "mobae"、A.Kondoh、Mdn WinGraphic Magazine editor、Y.Misaki、H.Takashi、O.Daiku and many peoples with helpful supports.

Also special thanx goes to Brother Industries, Ltd for providing such a wonderful device, and providing SDK for making us possible to develop supporting software.

 


質問・意見等ありましたらnefa@mahoroba.ne.jpまでお気軽に連絡下さい。